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◇できることと教える能力・適性は別である

2020年7月8日

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◇できることと教える能力・適性は別である

2020年7月8日

ある作業について、人より早いスピードで終了させることができる人がいたが、他人に作業を教える事を任されることが少ないことに気付くことがあった。その人は段取りも良く、作業スピードは早いが、所々手順を守っていなかったり、少々短気な性格な部分もあった。作業は多く任されているのにどうしてか教育者を任されている場面をみるこが少なかった。

本人が望んでいなかったのかもしれないが、一緒に作業をしてみて気がつく仕事のできる人間だが自分が失敗したり、他人が自分の意にそぐわないことごあるとたまに大声をあらげるところがある。普段は人あたりもそれほど悪くないのだが。

原因として考えられたのは、作業スピードと性格。作業スピードが早いのはいいことだが、感覚で作業をしているから早い人に多いように思えるのは言語化して教えることができないもしくはする意思がないように思える。教える相手が12度作業を教えてもらっただけで大方できる要領の良い人なら多分そんな人でも教えて問題ないだろうが、要領の良い人は結論誰が教えてもできるようになるのだろうと思うので論外。他方、ある程度にしろじっくり教えないとわからない人がいた場合や複雑な事を教えないといけない場合、言語化せずに相手に見るだけや1度(数回)言ったら全部覚えろだと挫折したり、覚えきらないままの作業になりミスが起こりやすく、さらに教えられる人がそれらのことからその作業を辞めてしまうことにつながるのではないかと思う。そうなると、せっかく増員しよう、作業数を増やすために教育してその作業のできる人を増やそうとしているのに人が減って教育期間も、雇用費用も再増員の手間・追加費用も全部無駄になるのでどう考えても良い結果にならない。考えられる理由はそんなところだろうと思える。

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yoshiken

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